ほとんど痛みはありません。刺激の少ないソフトな施術です。

はり(鍼)治療とは

はり治療とは、東洋医学に基づいたツボ(経絡)に「はり」で刺激を与えて、筋肉や細胞組織に直接アプローチしていく施術です。はり治療をすることで「気の流れ」がスムーズになり、自然治癒力が促進されて体が持つ本来の姿に戻ります。

「はり」といわれると「痛そう」「怖い」などといったイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、痛みに配慮した髪の毛よりも細い極細鍼を使用しているため、痛みを気にせずリラックスしながら体の不調を整えられます。

気持ちが良くて眠ってしまう方もいるほどですので、初めての方でもリラックスして施術を受けていただけます。

\\こんな方におすすめ//

  • 頭痛、腰痛に悩んでいる方
  • 生理痛や月経不順がある
  • デスク仕事で目が疲れ気味
  • 花粉症や鼻炎がある
  • 健康を維持したい方
  • 原因不明の「痛み・こり」がある方

はり(鍼)治療の6つの効果

気の流れる経絡は一人ひとり違うため、それを施術者が的確に見つけ出して施術することがとても重要です。体の不調は、体の巡りが滞ることで起こります。はり治療を受けることで体の不調が改善され、以下のようなさまざまな効果が期待できます。

1.痛みの緩和

はりで刺激することで、中枢神経内に「痛みを抑える役割のあるホルモン」が分泌されます。これにより脳に痛みを伝える神経経路をブロックし、痛みが伝わりにくくなります。

2.筋肉のこりを改善し、頭痛の緩和も◎

はりの刺激は血流を促進するため、老廃物を排出したり、筋肉の緊張をほぐしたりします。これにより、凝り固まった「首」や「肩」のこりをほぐし、さらには首こり・肩こりが原因で起こる「頭痛」も和らげる効果も期待できます。

3.病気になりにくい体づくりができる

はり治療により血液・リンパの流れが促進されると、新陳代謝が活発になります。本来体に備わっている「自然治癒力」や「免疫機能」の働きが高まり、不調の改善はもちろん、病気になりにくい体づくりができます。

4.ストレスを和らげ、リラックス効果も◎

はりの刺激を与えると、リラックス効果のある「セロトニン」のホルモン分泌を促せます。さらにはり治療で「ストレスを和らげるツボ」を刺激することで、自律神経のバランスを整える効果も期待できます。自律神経が整うと、眠りの質の向上にもつながります。

5.内臓の働きや血圧もコントロールできる

自律神経のバランスを整える効果のある「はり治療」は、胃腸の働きや血圧のコントロールにも深く関わりがあります。胃腸の働きや血圧が安定したり、回復したりする効果が期待できます。

6.美肌効果

はり治療で肌(真皮層)が刺激されると、「傷ができた」と細胞が認識します。すると、その傷部分を修復するために、肌にハリ・弾力を与える「コラーゲン」や「エラスチン」などの生成が活発になります。

これにより、自身の自然な治癒力で「ターンオーバー」が促進するため、肌の弾力がアップして「たるみ」や「シワ」などの改善が期待できます。また、はりの刺激では血行も促進されるため、肌くすみが改善されて明るい肌にも導きます。

具体的にどんな症状に効果があるの?

1997年にNIH(アメリカ国立衛生研究所)から、鍼灸療法の病気に対する効果を認める見解について発表がありました。また2002年にも、世界保健機関(WHO)が有効性を認める発表をしています。

鍼灸治療による有効性が認められる病気には、以下のようなものがあります。

運動器系 関節炎、捻挫、むちうち、リウマチ、腱鞘炎、五十肩、腰痛など
神経系 頭痛、神経痛、めまい、自律神経失調症など
循環器系 動悸、動脈硬化、息切れ、低血圧症、高血圧症など
呼吸器・消化器系 喘息、胃炎、下痢、気管支炎、便秘など
代謝内分泌系 貧血、糖尿病、痛風など
婦人科系・泌尿器系 生理痛、月経不順、膀胱炎、更年期障害、冷え症、腎炎など
耳鼻咽喉科系・眼科系 中耳炎、鼻炎、耳鳴り、メニエール病、咽喉頭炎、眼精疲労など
小児科系 小児喘息、食欲不振、消化不良、夜尿症など

当院のはり治療の特長

国家資格を持つ経験豊富なスタッフが担当

はりでツボを刺激すると、血行を良くして自己免疫力を高めますが、一人ひとりの体質によって気が流れる経絡は異なるため、施術者の見極める技術が重要です。

当院では「鍼灸師」はもちろんのこと、「柔道整復師」や「あんまマッサージ指圧師」といった厚生労働省認定の国家資格を有した施術者が治療にあたります。

つまり数年に渡り解剖学等でカラダの仕組みを学び、国家試験をクリアしている施術者がはり治療を行うということです。そのため、患者様に安全な施術を提供することができます。